市川の夏の風物詩「梨」

市川の夏の風物詩「梨」

 プロジェクト第二弾の食材は梨です!最高級の梨をご紹介させていただきます。

 今回取材させていただいたのは市川市大町、大町梨街道沿いに軒を連ねる梨農家さんとヤマザキ創業の地でヤマザキの品質、技術、おいしさの全てをお届けしている「ヤマザキプラザ市川」さんです。今回取材させていただいた梨農家さんのことは今回の取材のアポイントを取る際に市川経済センター、課長代理 渡辺 普夫さんにご紹介していただきました。

 市川市は全国有数の梨の名産地として有名です。その生産量は年間約7,500トン、生産額は約30億円で、千葉県一です。千葉県特有の温暖な気候の中で育てられた旬の梨は熱い夏の日差しを浴びてたわわに実っています。

 梨の歴史は古く、江戸・元禄時代が始まりです。川上善六という人が特産品を作ろうと、美濃国・大垣から梨の枝を持ち帰り、八幡の葛飾八幡宮境内に植えたのが始まりといわれています。かつては八幡や中山の台地で栽培されていましたが、現在では大町、大野町、柏井町など北部地域を中心に、286haの梨畑で栽培され、市川市の梨は平成19年に特許庁の地域ブランド「市川梨」として認証されています。

 直売所は梨の直売の他、宅配なども行っており道行く人が車を止め市川梨を求めていきます。なかでも、旧盆から秋の収穫シーズンになると幹線道路の両側に多くの直売店が並び、市川市内を走る国道464線は、通称「大町梨街道」として有名で、街道沿いに約50軒もの梨園や梨屋が軒を連ね、あたりにはためくのぼり旗は市川市の夏の風物詩として有名だそうです。

 農家さんへの取材では梨作りの苦労やこだわりを知る事ができました。梨を深く研究し、土壌を耕し、度重なる改良を加えお客様により良い梨をお届けできる事が最大の喜びだと仰っていました。

 取材終了後、私達は、食べ応えのある食感に加え、濃厚な甘みのある「新高梨」をご好意によりいただく事ができました。以前に食べた事のある普通の梨と比較して玉が大きく、サイズは平均450〜500g 程度で、大きなものでは1kgにもなるビッグサイズの赤梨です。実際に食べてみると酸味が少なく、果汁があふれてみずみずしく風味豊かな味わいでした。このおいしさが細部にまでこだわっている梨作りの賜物なのだと実感しました。

 続いて取材させていただいたのは市川駅から徒歩1分の所に店を構える「ヤマザキプラザ市川」さんです。取材に応じていただいたのは店長の福満さんと従業員の首藤さんです。

 なぜ今回「ヤマザキプラザ市川」さんを取材したのか、実は山崎製パンと市川市は深いつながりがあるからです。

 山崎製パンは、1948年(昭和23年)創業者の飯島藤十郎さんによって千葉県市川の地でパンの製造を開始しました。翌49年には和菓子を、その翌年には洋菓子の製造を開始しました。

 1952年(昭和27年)にはヤマザキプラザ市川の前身が、JR市川駅北口に山崎製パンの直売店として開業しました。そして創業61年目に当たる2009年全面リニューアルを行い、ヤマザキの品質、技術、おいしさのすべてをお届けする「ヤマザキプラザ市川」としてお目見えしました。今では誰もが知っている山崎製パンは市川市から全てが始まったのです。 今では海外事業展開等幅広い活動を行っている中で地域との密着も大切にしています。

 地域との密着の一つとして地元の特産品である市川の梨を取り入れた商品を開発しており、全国に市川の梨の美味しさをお届けしています。過去には山崎パンの目玉商品である「ランチパックシリーズ」やナイススティックなどが商品化され、多くのお客様に親しまれています。2012年10月15日からは市川梨を取り入れた和菓子が販売されています。期間限定にて販売ですのでお早めに店頭でお買い求めになってはいかがでしょうか?

Author : Hiroki Shimizu 2012.10.31