千葉の奥地に眠るリサイクルショップ(後編)

By Kazuki Hatano

千葉の奥地に眠るリサイクルショップ(後編)です。今回でこの特集は終了となります。前篇・中篇・後篇と長々書かせていただきましたが遂にフィナーレとなります。ひとまず ここまで見て下さった温情と人情に溢れた読者諸兄の皆様に厚く御礼を申し上げさせて ください!

ありがとうございます!

さてさて、前篇は全体のお店の紹介、中篇はご主人の趣味のお話、さて後編は・・・? 前置きが長いと文章を読むのも嫌になってくると思いますので、簡単に言いますと 後編はオークション編です!このお店の主な収入源および商品の調達に重要な役目を 担っているオークションですが、その様相は容易には想像できません。しかし、これは このお店にとって必要不可欠なパーツであることは間違いありません。カレーに福神漬けがないと寂しい気持ちになるのと似ているかもしれません(我ながらひどすぎる例え) というわけで、来る取材日。トップの画像は快晴でとても天気が良さそうに見えますが 実は台風が一過した後。風がビュンビュンと吹きすさび、気温は真夏日真っ盛り。私も 風で何回か煽られました。しかしそんな風にも負けず、暑さにも負けず取材してきましたよ!というところで本編へどうぞ!

現地に到着・・・いつもと様子が違いますね。車が停まりに停まってます(いいのかこの表現)。台風が一過した後なのにこのたくましさ、見習わなければなりません、本当に。 それにしても暑いです。元々汗っかきの私にはこれほど酷な環境はありません。時おり 吹く風はそよそよと安らぎを与えてくれるものではなく、うちわでぶっ叩くくらいの痛さを伴う涼しさなので正直厳しい戦いでした・・・!

とりあえずお店の方に挨拶をしにいったところでモツを頂きました。なんでモツなのかはわかりません。しかし、ちょうど朝食を食べていなかった私にとっては天の助け。有難く頂かせてもらいました。電車が遅れて現地入りが遅れたカメラマンの元村も一緒にいたのですが彼は食べませんでした。なんででしょうね。

挨拶を済ませ腹ごしらえもしたのでようやく取材開始です。といっても私たちが到着した頃には既にオークションは始まっていたのですが。 オークションは午前は屋外、午後は屋内と昼をまたいで行われるそうで、上の画像に見えるものすべてが商品です。どんなに買い手がつかなそうなものでも大抵売れるんだとか。 ちなみに台風ということで今日はいつもの1/3程度しか人が来ていないらしいのですが、 40人前後は見受けられました(これで少ないなんて驚き)

今日は人が少ないということもあり昼前には屋内のオークションが開始されました。 骨董品や着物、昭和の絵本、旗、ラジコンカーなど様々なものが競りに出されます。 このオークションは業者向けに行われているそうで、一般客は参加できるが少ないとの ことでした。実際、見学していた私からすれば周りの方々に迷惑をかけないよう取材するつもりだったのですが(当然です)、見学しているだけで浮きまくっている私を見かねて 話しかけてくれる業者さんもいました(皆さんの優しさに感動)。それと競りを見ていて 「せんまい」という単語がよく使われていたのですが、これはどうやら1250という単位を指しているようです。1250円でもせんまい、1万250円でもせんまいというそうです。 ここで気をつけなければならないのが、言い方は同じでも値段は単位別に上がっていくということです。勉強になりましたね。

さてオークションの流れを把握したところでまたお腹が空いてきました。ここでは、 大阪名物のお好み焼きやたこ焼きを店主さん(ご主人とは別)自らふるまってくれるの です。日によってはカレーなども注文できますがそんなに多くは作れないそうです。 とにかくお腹が空いたので食べましょう!

なんだかつまらなそうに食ってるように見えますがそんなことはありません。 大変美味しいです。カレーは300円、たこ焼きは5個で200円、お好み焼きは 一つで250円と非常に良心的価格でした!全部頼んでも千円を越さないとは恐るべし・・・! 取材を頼んでそれを承諾していただいた上に、ご飯まで!なんだか申し訳ない気持ちに なりましたがちゃんとお金は払いましたよ(おみやげを頂いてしまいましたけど) ちなみにこの店舗はお手製だそうです。とても開放的でした!

前・中・後と続いたこの特集も遂にクライマックス!最後は店主さんと写真を撮らせて 頂きました!満面の笑みをありがとうございます!前回の記事に引き続き、私の写真写りの酷さが露呈していますね、なんて悪そうな顔。いやドヤ顔か。

千葉県東金市求名リサイクルショップ総合センター、そこを経営する人たちはとても フレンドリーで穏やか、そして温かい心をもって地域住民との交流を図っています。 オークションやブラスバンドを通した交流が一種のコミュニティの形成を担っており、 それがとても雰囲気が良いんです。千葉の奥地に眠るリサイクルショップ、ここは決して眠ってなどいません。千葉にお立ち寄りの際はぜひ行ってみてはいかがですか。